京都×徳島 赤信号が灯った京都
■ サッカー観戦の季節
春・夏・秋・冬、四季の中で、一番、サッカー観戦に適しているのは、やっぱり、春。こんなにいい天気に、家でじっとしているのはもったいないということで、急遽、西京極へ。
西京極は、一番近いし、当日券もあるし、席も空いているし、バックスタンドは移動自由だし、スタは駅から近いし、老朽化が進んでいることを考慮しないならば、かなりポイントは高い。


■ 絶対に負けられない試合だが・・・
開幕戦の札幌戦に快勝したものの、2節(湘南戦)・3節(山形戦)で引き分け。1勝2分というスタートを切った京都サンガが、ホームに徳島ヴォルティスを迎えたJ2第4節。
京都は、チアゴが怪我のため、名古屋から加入した秋田が先発出場。角田・秋田・手島・森岡という、新しい4バックを組んできた。中盤は、MF中払が先発出場し、パウリーニョとアンドレの2トップ。
試合は、前半から、京都の出来が悪く、なかなか、シュートにもっていけない。しっかり守ってから、FW羽地にボールを集めてカウンターを仕掛けようとする徳島の意図ははっきりしており、徳島のペースで前半を終了した。
後半から、京都は、ミスが多かった新人MF安藤に代えて、MF加藤を投入。加藤の右サイドからの突破で何度かチャンスを作るが、後半13分に、MF片岡のクロスをFW羽地がヘディングであわせて先制する。
総攻撃を仕掛けたい京都だが、その直後のプレーで、左サイドバックの森岡が2枚目のイエローカードで退場する。10人になった京都は、リスクを冒して、FW徳重やDF渡邊といった切り札を投入し同点を狙う。その交代が実ったのは、後半40分。ペナルティーエリア内の微妙な判定から、手島がPKを獲得し、そのPKをパウリーニョがゴールを決めた。
しかしながら、逆転のゴールは奪えず。結局、1対1で終了し、京都は、3試合連続引き分けとなった。

■ 方向性がはっきりしている徳島
徳島の試合を生で見たのは、初めてだったが、京都サンガよりも、はるかにいいサッカーをしていた。同点ゴールにつながったPKは、スタンドで見る限りは、ファールではなかったと思うので、「1対0で徳島の勝利」が妥当な結果だったと思う。
昨シーズンあたりから、J2の下位のチームでも、非常にコレクティブなサッカーを披露するようになってきたが、徳島もそのひとつといっていいだろう。爆発的なタレントはいないが、みんなで攻めて、みんなで守るというスタイルが徹底されており、サッカーの質は、決して低くない。
ボール回しを見ても、中盤のタレントでは京都が優っているが、実際にスムーズにボールが回っているのは徳島であり、アタッキングエリアでのプレーの質(クロスやシュートの精度)がやや低いのが気になるが、目指す方向性は悪くない。
徳島の選手で気になったのは、FW羽地とMFダ・シルバ。非常に運動量があって、献身的なプレーが光っていた。特に、ダ・シルバの運動量の多さとアグレッシブさは、まさに、この試合の京都の中盤に欠けていた要素であった。
■ 徳島ヴォルティスの応援
人数は少なかったが、熱心な徳島のサポーターが西京極に駆けつけていた。結果的には、「勝ち点1」に終わってしまったが、試合内容については、おおむね満足だったのではないだろうか。
さて、徳島というと、「阿波踊り」が有名だが、試合中に、サポーター席から聞こえてきた「音色」は、阿波踊りのときに使用するもので、「鉦(かね)」というもののようだ。不思議な音だが、徳島ヴォルティスの応援スタイルのひとつになっているらしい。
この試合は、アウェーでサポーターが少なかったが、ホームとなると、かなり多くのヴォルティスサポーターが、スタジアムに訪れるはずである。もっと、大人数で鳴らしたら、スゴイだろうなと思う。
※ 「鉦(かね)」って、どこかで売っているんでしょうか?徳島のホームスタジアムに行く機会があれば、是非とも、鳴らしてみたいものだけど・・・。

■ 1つ目の泥沼にはまりつつある京都
長丁場のJ2では、だいたい、シーズン中に3度くらいは、調子が下降して、勝ち点を稼ぐことが出来ない期間が訪れるが、京都は、どうやら、1つ目の泥沼にはまりつつあるようだ。今日の試合内容は、かなり悪かった。
運動量は、徳島の半分程度で、攻撃面でも守備面でも、いいところはほとんどなかった。特に気になるのが、中盤の組み立てが全く出来ていないことで、パウリーニョやアンドレを目掛けた一発のパスが目立った。
このチームの鍵を握るのは、攻撃的MFの二人。それ以外のポジションは、ある程度、コンスタントに実力を発揮できる選手が揃っているが、攻撃的MFのポジションで起用されている、中山・美尾・加藤・中払らは、いい選手ではあるが、安定感に乏しく、出来不出来の差が激しい。
開幕戦の札幌戦のように、中山と美尾が中盤でボールを受けて、アタックできるような展開になれば攻撃の幅が広がるが、この位置で攻撃が仕掛けられないと、途端に、攻撃が単調になってしまう。
■ 美濃部監督に引き出しはあるのか?
京都は開幕戦に快勝したことで、いいムードで序盤戦が戦えるものと思っていたが、予想外のつまづきスタートになっている。3試合連続のドローという結果も痛いが、内容も良くないのが、気になる部分である。
試合を見ていて、なぜ、これほど、極端に運動量が乏しいのか、理解に苦しむ。徳島と比較すると、チームのもつパワーというかエネルギーが、全く感じられない。この状況であれば、おそらく、どんなチームを相手にしても、得点を奪うことに苦労するだろう。
立て直すことは、かなり、しんどい作業なのかもしれない。美濃部監督に、任せていいものなのか、やや疑問に思うが・・・。
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春・夏・秋・冬、四季の中で、一番、サッカー観戦に適しているのは、やっぱり、春。こんなにいい天気に、家でじっとしているのはもったいないということで、急遽、西京極へ。
西京極は、一番近いし、当日券もあるし、席も空いているし、バックスタンドは移動自由だし、スタは駅から近いし、老朽化が進んでいることを考慮しないならば、かなりポイントは高い。


■ 絶対に負けられない試合だが・・・
開幕戦の札幌戦に快勝したものの、2節(湘南戦)・3節(山形戦)で引き分け。1勝2分というスタートを切った京都サンガが、ホームに徳島ヴォルティスを迎えたJ2第4節。
京都は、チアゴが怪我のため、名古屋から加入した秋田が先発出場。角田・秋田・手島・森岡という、新しい4バックを組んできた。中盤は、MF中払が先発出場し、パウリーニョとアンドレの2トップ。
試合は、前半から、京都の出来が悪く、なかなか、シュートにもっていけない。しっかり守ってから、FW羽地にボールを集めてカウンターを仕掛けようとする徳島の意図ははっきりしており、徳島のペースで前半を終了した。
後半から、京都は、ミスが多かった新人MF安藤に代えて、MF加藤を投入。加藤の右サイドからの突破で何度かチャンスを作るが、後半13分に、MF片岡のクロスをFW羽地がヘディングであわせて先制する。
総攻撃を仕掛けたい京都だが、その直後のプレーで、左サイドバックの森岡が2枚目のイエローカードで退場する。10人になった京都は、リスクを冒して、FW徳重やDF渡邊といった切り札を投入し同点を狙う。その交代が実ったのは、後半40分。ペナルティーエリア内の微妙な判定から、手島がPKを獲得し、そのPKをパウリーニョがゴールを決めた。
しかしながら、逆転のゴールは奪えず。結局、1対1で終了し、京都は、3試合連続引き分けとなった。

■ 方向性がはっきりしている徳島
徳島の試合を生で見たのは、初めてだったが、京都サンガよりも、はるかにいいサッカーをしていた。同点ゴールにつながったPKは、スタンドで見る限りは、ファールではなかったと思うので、「1対0で徳島の勝利」が妥当な結果だったと思う。
昨シーズンあたりから、J2の下位のチームでも、非常にコレクティブなサッカーを披露するようになってきたが、徳島もそのひとつといっていいだろう。爆発的なタレントはいないが、みんなで攻めて、みんなで守るというスタイルが徹底されており、サッカーの質は、決して低くない。
ボール回しを見ても、中盤のタレントでは京都が優っているが、実際にスムーズにボールが回っているのは徳島であり、アタッキングエリアでのプレーの質(クロスやシュートの精度)がやや低いのが気になるが、目指す方向性は悪くない。
徳島の選手で気になったのは、FW羽地とMFダ・シルバ。非常に運動量があって、献身的なプレーが光っていた。特に、ダ・シルバの運動量の多さとアグレッシブさは、まさに、この試合の京都の中盤に欠けていた要素であった。
■ 徳島ヴォルティスの応援
人数は少なかったが、熱心な徳島のサポーターが西京極に駆けつけていた。結果的には、「勝ち点1」に終わってしまったが、試合内容については、おおむね満足だったのではないだろうか。
さて、徳島というと、「阿波踊り」が有名だが、試合中に、サポーター席から聞こえてきた「音色」は、阿波踊りのときに使用するもので、「鉦(かね)」というもののようだ。不思議な音だが、徳島ヴォルティスの応援スタイルのひとつになっているらしい。
この試合は、アウェーでサポーターが少なかったが、ホームとなると、かなり多くのヴォルティスサポーターが、スタジアムに訪れるはずである。もっと、大人数で鳴らしたら、スゴイだろうなと思う。
※ 「鉦(かね)」って、どこかで売っているんでしょうか?徳島のホームスタジアムに行く機会があれば、是非とも、鳴らしてみたいものだけど・・・。

■ 1つ目の泥沼にはまりつつある京都
長丁場のJ2では、だいたい、シーズン中に3度くらいは、調子が下降して、勝ち点を稼ぐことが出来ない期間が訪れるが、京都は、どうやら、1つ目の泥沼にはまりつつあるようだ。今日の試合内容は、かなり悪かった。
運動量は、徳島の半分程度で、攻撃面でも守備面でも、いいところはほとんどなかった。特に気になるのが、中盤の組み立てが全く出来ていないことで、パウリーニョやアンドレを目掛けた一発のパスが目立った。
このチームの鍵を握るのは、攻撃的MFの二人。それ以外のポジションは、ある程度、コンスタントに実力を発揮できる選手が揃っているが、攻撃的MFのポジションで起用されている、中山・美尾・加藤・中払らは、いい選手ではあるが、安定感に乏しく、出来不出来の差が激しい。
開幕戦の札幌戦のように、中山と美尾が中盤でボールを受けて、アタックできるような展開になれば攻撃の幅が広がるが、この位置で攻撃が仕掛けられないと、途端に、攻撃が単調になってしまう。
■ 美濃部監督に引き出しはあるのか?
京都は開幕戦に快勝したことで、いいムードで序盤戦が戦えるものと思っていたが、予想外のつまづきスタートになっている。3試合連続のドローという結果も痛いが、内容も良くないのが、気になる部分である。
試合を見ていて、なぜ、これほど、極端に運動量が乏しいのか、理解に苦しむ。徳島と比較すると、チームのもつパワーというかエネルギーが、全く感じられない。この状況であれば、おそらく、どんなチームを相手にしても、得点を奪うことに苦労するだろう。
立て直すことは、かなり、しんどい作業なのかもしれない。美濃部監督に、任せていいものなのか、やや疑問に思うが・・・。
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