[Live] 千葉×清水 フクアリという名の劇場
■ フクアリに向かう
ちょっと、回り道をしてからフクアリに向かう。東京駅から、京葉線で直通電車で40分ほど。東京駅で、京葉線のホームまでが果てしなく遠いことを除くと、問題のない距離。
最寄の蘇我駅からフクアリまでは、約8分。ただし、普通の駅前の歩道を歩いていくので、やや狭くて通りづらい。電車内では、「黄色のユニフォームを着た人が少ないな」と思っていたが、なんてことはなくて、もうサポーターはフクアリに到着していたようで、フクアリに着いたときには、試合開始の1時間前にもかかわらず、ほぼ満員の状態で、ヒートアップしている。


■ 臨場感あるアリーナ
さてさて、素晴らしいという評判のフクアリだが、これは想像以上。アリーナに入った瞬間に、これだけのサッカー場が日本にあったのかと驚かされた。観客席とピッチとの距離がすぐ間近で、素晴らしい臨場感。
一度もフクアリに行ったことのない人がいたら、よほど、時間とお金があって、ジェフ千葉の熱狂的なサポーターではない限り、フクダ電子アリーナに行くことはお勧めできない。このアリーナに、一度でも入り込んだら最後、絶対に中毒になるだろう。


■ スタメン発表
千葉は、<3−5−2>。事前の予想通りにDF水本がボランチに入り、佐藤勇人とダブルボランチを組む。2トップは、巻&黒部ではなく、巻&新居の組み合わせ。鳥栖から移籍してきた、FW新居のプレーが注目。
対する清水は、MF枝村がFW登録でスタメン出場。<4−5−1>で、昨シーズンのベースのメンバーから代わっているのは、FWマルキーニョスに代わってMFフェルナンジーニョが入ったことと、左SDFに山西ではなく児玉が入ったこと。開幕の神戸戦とは、また少しスタメンを代えてきた。期待の大型FW矢島は、ベンチスタート。


■ 逸機のあとのゴールラッシュ
前半の13分過ぎ、千葉はCKからゴール前でFW新居が決定的なチャンスを迎えるが、相手DFのプレッシャーもあってシュートをふかしてしまう。決定的なシュートを決められなかった千葉は、その直後から、立て続けに3失点を喫する。
前半16分に、右サイドでフェルナンジーニョが粘って、中央のチョ・ジェジンにグラウンダーを送り、チョが先制ゴール。さらに、前半19分には、枝村がミドルシュートを決めて2点目。さらに、前半20分に、伊東の珍しいヘディングシュートで3点目。一気の攻勢で、3点をリードした。
後半36分に、千葉はストヤノフのPKで1点を返すが、反撃はそれまで。3対1でアウェーの清水が勝利し、開幕2連勝を飾った。
■ 失敗した水本のボランチ
千葉は、この試合で五輪代表のDF水本をボランチの位置で起用したが、これが失敗した。ボランチでの起用の意図が不明確で、水本は、前半、何も仕事をすることなく、フィールド上をさまよった。
その意図が、清水の攻撃のキーマン(フェルナンジーニョ or 藤本)を監視する徹底マークであったのならば、1人の選手をつぶすだけで攻撃が回らなくなるほど清水の攻撃は単純ではないので、得策ではないというほかない。
後半に、3バックの一角、DF斉藤に代えてMF下村を投入。水本をCBに下げて対応すると、チームは落ち着きを保っただけに、理解に苦しむ起用となった。
■ 山岸智の特性
スコアだけ見ると1対3と完敗ではあったが、千葉のサッカーが極端に悪かったわけではない。むしろ、ボールをキープしていた時間は千葉の方が長く、チャンスがなかったわけではない。
清水の守備は堅かったが、突破口になりそうだったのは、左サイドの山岸のところ。この選手は、普通とは違った種類のサイドプレーヤーなので、見ていて興味をそそられる。
サイドアタッカーというと、三都主や加地のような正統派の選手が思い出される。彼らは、絶え間なくサイドを上下動して、クロスを上げる仕事を主とする。彼らと比較すると、山岸の突破力は十分ではないし、クロスを上げる本数も少ない。それでは、なぜ、オシム監督は、山岸を日本代表に選出するのか。
この答えのひとつが見えたのが、前半の立ち上がりの時間帯。山岸のもつ特異性が、清水の右サイドに圧力を加えた。181cmのがっちりした体格で相手DF市川との空中戦を制し、さらには、安定したキープ力とゴール前への飛び出しで、サイドから攻撃の中心となった。空中戦に強い巻といえども青山とのマッチアップは苦戦が予想されるが、これが、山岸 vs 市川となれば、高い確率で制空権を握ることができるという考えが見える。
プレーヤーには、いろいろなタイプがある。ファンタジーを奏でる選手や、華麗なドリブラーだけが素晴らしい選手というわけではないし、いい選手というわけではない。イレギュラーな選手のプレーを見るのも、また面白い。
■ 変化を感じた千葉のロングボールの使い方
千葉の試合を見ていて違和感を感じたのが、ロングボールの多さ。といっても、別に、「ロングボールが多いから良くない」というつもりはない。むしろ、ロングボールをうまく使っていくことができれば、これまで以上に、ダイナミックなサッカーができるのではないかという新しい可能性を感じた。
シーズン途中に千葉の監督に就任したアマル監督は、昨シーズンは、ほとんど自分の色を出せずに、イビチャ・オシム監督の戦術を継承しただけだという感じがしたが、この試合のように、ロングボールを有効に使った攻撃を意図しているのであれば、それは、アマル・オシム監督のカラーであり、チームが発展する上では悪いことではない。
この試合では、CBのストヤノフやCBジョルジェビッチから、右の水野や左の山岸を目掛けたロングボールが多く、その精度もそれなりに高かった。残念ながら、清水のDFを中央に収縮できていなくて、サイドのマークが厳しい状態でのロングボールとなったので、効果的な攻撃にはつながらなかったが、新しい可能性を感じるモデルチェンジであった。
■ 巻の生かし方
さて、この試合では、FW巻がほとんどボールに絡むことなく、途中でピッチを去った。昨シーズン後半の巻は、怪我の影響もあって明らかに調子が悪く、本来のプレーが出来ていなかったが、この試合に関しては、巻自体の問題ではなく、巻の生かし方がチーム内で統一されていないので、仕事をしようにも出来ないという状態だった。
特に、巻の足元にくさびのパスが入ることは皆無だった。相手DFを中央に集めることが出来なければ、いくらサイドに優秀な選手がいたところで、その効果は薄まってしまう。ボランチが本職ではない水本だったことが関係したのかもしれないが、あまりにももったいない。
■ 初スタメンのFW新居
千葉移籍後の新居のプレーは、悪くなかった。前述のように、前半の決定機を逃したことは非常に悔やまれるが、再三、シュートシーンを迎えており、今後に可能性を感じさせた。
今後、考慮すべきは、2トップを組むであろう巻との関係性。170cmと小柄なので、セカンドストライカーの扱いを受けることもあるが、新居がもっとも生きるのは、ファーストトップ。相手DFを背負ってでもシュートを放つことができる強さとたくましさをもつ選手であり、ペナルティエリア内で最大限の力を発揮する選手である。
この試合では、トップに巻がいて、やや下がったところに新居という位置関係だったが、逆に配置した方が、効果が表れるような気がする。
■ フェルナンジーニョの生かし方
対する清水は、快勝といってもいいくらい出来はよかった。注目された中盤から前の構成は、今シーズンから取り入れているダイヤモンド型ではなく、伊東と兵働のダブルボランチの形だったように見受けられたが、とにかく、つなぎがスムーズで、無理がなかった。
新加入のフェルナンジーニョのプレーは、素晴らしかった。印象としては、チームになじんだ成果というよりは、周りの選手ができるだけフェルナンジーニョがやりたいようにプレーさせてあげているという状態であって、チームへの融合はまだまだ。それでも、昨シーズンまでの清水は、チームで連動してきれいに崩してからでないとなかなか決定機を作れなかったが、フェルナンジーニョの加入で、単独でも崩すことが可能になったように思う。クローズした試合で、フェルナンジーニョのドリブルが威力を発揮しそうだ。
■ ハイレベルな伊東輝悦
それにしても、伊東輝悦のハイレベルのパフォーマンスには驚かされた。千葉がチャンスになりそうだと思ったその瞬間、平然とカバーリングをして、インターセプトして、逆カウンターを仕掛けるシーンがたびたび。ボールを奪うプレー、カバーリングをするプレー、フィードを行うプレーのいずれもが、最高レベルを維持しており、その凄みは、年を重ねるごとに増しているように見える。
藤本淳吾、兵働、枝村、杉山ら、若くて有能な選手が出てきて、選手層が格段にアップしたものの、依然として、伊東の代わりが務まる選手は現れてこない。エスパルスとしては、テルが健在なうちに、なんとしてもリーグ優勝を果たしておかなければならない。そうでないと、また、歓喜の瞬間は数年先のばしになるだろう。
■ もう一度、フクアリに・・・
全体的な印象としては、清水エスパルスの完成度がジェフ千葉よりも優れており、順当な勝利だった。分厚くなった清水の中盤に対して、清水の両サイドバック(市川&児玉)がどれだけ攻撃に絡めるのかも見たかったが、この試合は早い時間に3点をリードしたこともあって、オーバーラップを自重した感もあり、評価は持ち越しとなったが、キープ力のある中盤が、サイドバックの攻撃力をよりいっそう生かしそうな感じがする。
対する千葉は、内容自体が極端に悪かったわけではないので悲観することはないが、モデルチェンジの途中であることもあって、結果が出始めるまでに、少し時間がかかりそうである。
この試合では、立て続けに3点を取られてしまったが、もし、阿部や坂本がいたならば、明らかに機能していない水本のボランチ起用をやめて、前半の早い時間に、自主的に何かしらのアクションを起こしたようにと思う。しかしながら、もう、阿部や坂本はいない。チームを引っ張るリーダーの出現が待たれるところだ。

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ちょっと、回り道をしてからフクアリに向かう。東京駅から、京葉線で直通電車で40分ほど。東京駅で、京葉線のホームまでが果てしなく遠いことを除くと、問題のない距離。
最寄の蘇我駅からフクアリまでは、約8分。ただし、普通の駅前の歩道を歩いていくので、やや狭くて通りづらい。電車内では、「黄色のユニフォームを着た人が少ないな」と思っていたが、なんてことはなくて、もうサポーターはフクアリに到着していたようで、フクアリに着いたときには、試合開始の1時間前にもかかわらず、ほぼ満員の状態で、ヒートアップしている。


■ 臨場感あるアリーナ
さてさて、素晴らしいという評判のフクアリだが、これは想像以上。アリーナに入った瞬間に、これだけのサッカー場が日本にあったのかと驚かされた。観客席とピッチとの距離がすぐ間近で、素晴らしい臨場感。
一度もフクアリに行ったことのない人がいたら、よほど、時間とお金があって、ジェフ千葉の熱狂的なサポーターではない限り、フクダ電子アリーナに行くことはお勧めできない。このアリーナに、一度でも入り込んだら最後、絶対に中毒になるだろう。


■ スタメン発表
千葉は、<3−5−2>。事前の予想通りにDF水本がボランチに入り、佐藤勇人とダブルボランチを組む。2トップは、巻&黒部ではなく、巻&新居の組み合わせ。鳥栖から移籍してきた、FW新居のプレーが注目。
対する清水は、MF枝村がFW登録でスタメン出場。<4−5−1>で、昨シーズンのベースのメンバーから代わっているのは、FWマルキーニョスに代わってMFフェルナンジーニョが入ったことと、左SDFに山西ではなく児玉が入ったこと。開幕の神戸戦とは、また少しスタメンを代えてきた。期待の大型FW矢島は、ベンチスタート。


■ 逸機のあとのゴールラッシュ
前半の13分過ぎ、千葉はCKからゴール前でFW新居が決定的なチャンスを迎えるが、相手DFのプレッシャーもあってシュートをふかしてしまう。決定的なシュートを決められなかった千葉は、その直後から、立て続けに3失点を喫する。
前半16分に、右サイドでフェルナンジーニョが粘って、中央のチョ・ジェジンにグラウンダーを送り、チョが先制ゴール。さらに、前半19分には、枝村がミドルシュートを決めて2点目。さらに、前半20分に、伊東の珍しいヘディングシュートで3点目。一気の攻勢で、3点をリードした。
後半36分に、千葉はストヤノフのPKで1点を返すが、反撃はそれまで。3対1でアウェーの清水が勝利し、開幕2連勝を飾った。
■ 失敗した水本のボランチ
千葉は、この試合で五輪代表のDF水本をボランチの位置で起用したが、これが失敗した。ボランチでの起用の意図が不明確で、水本は、前半、何も仕事をすることなく、フィールド上をさまよった。
その意図が、清水の攻撃のキーマン(フェルナンジーニョ or 藤本)を監視する徹底マークであったのならば、1人の選手をつぶすだけで攻撃が回らなくなるほど清水の攻撃は単純ではないので、得策ではないというほかない。
後半に、3バックの一角、DF斉藤に代えてMF下村を投入。水本をCBに下げて対応すると、チームは落ち着きを保っただけに、理解に苦しむ起用となった。
■ 山岸智の特性
スコアだけ見ると1対3と完敗ではあったが、千葉のサッカーが極端に悪かったわけではない。むしろ、ボールをキープしていた時間は千葉の方が長く、チャンスがなかったわけではない。
清水の守備は堅かったが、突破口になりそうだったのは、左サイドの山岸のところ。この選手は、普通とは違った種類のサイドプレーヤーなので、見ていて興味をそそられる。
サイドアタッカーというと、三都主や加地のような正統派の選手が思い出される。彼らは、絶え間なくサイドを上下動して、クロスを上げる仕事を主とする。彼らと比較すると、山岸の突破力は十分ではないし、クロスを上げる本数も少ない。それでは、なぜ、オシム監督は、山岸を日本代表に選出するのか。
この答えのひとつが見えたのが、前半の立ち上がりの時間帯。山岸のもつ特異性が、清水の右サイドに圧力を加えた。181cmのがっちりした体格で相手DF市川との空中戦を制し、さらには、安定したキープ力とゴール前への飛び出しで、サイドから攻撃の中心となった。空中戦に強い巻といえども青山とのマッチアップは苦戦が予想されるが、これが、山岸 vs 市川となれば、高い確率で制空権を握ることができるという考えが見える。
プレーヤーには、いろいろなタイプがある。ファンタジーを奏でる選手や、華麗なドリブラーだけが素晴らしい選手というわけではないし、いい選手というわけではない。イレギュラーな選手のプレーを見るのも、また面白い。
■ 変化を感じた千葉のロングボールの使い方
千葉の試合を見ていて違和感を感じたのが、ロングボールの多さ。といっても、別に、「ロングボールが多いから良くない」というつもりはない。むしろ、ロングボールをうまく使っていくことができれば、これまで以上に、ダイナミックなサッカーができるのではないかという新しい可能性を感じた。
シーズン途中に千葉の監督に就任したアマル監督は、昨シーズンは、ほとんど自分の色を出せずに、イビチャ・オシム監督の戦術を継承しただけだという感じがしたが、この試合のように、ロングボールを有効に使った攻撃を意図しているのであれば、それは、アマル・オシム監督のカラーであり、チームが発展する上では悪いことではない。
この試合では、CBのストヤノフやCBジョルジェビッチから、右の水野や左の山岸を目掛けたロングボールが多く、その精度もそれなりに高かった。残念ながら、清水のDFを中央に収縮できていなくて、サイドのマークが厳しい状態でのロングボールとなったので、効果的な攻撃にはつながらなかったが、新しい可能性を感じるモデルチェンジであった。
■ 巻の生かし方
さて、この試合では、FW巻がほとんどボールに絡むことなく、途中でピッチを去った。昨シーズン後半の巻は、怪我の影響もあって明らかに調子が悪く、本来のプレーが出来ていなかったが、この試合に関しては、巻自体の問題ではなく、巻の生かし方がチーム内で統一されていないので、仕事をしようにも出来ないという状態だった。
特に、巻の足元にくさびのパスが入ることは皆無だった。相手DFを中央に集めることが出来なければ、いくらサイドに優秀な選手がいたところで、その効果は薄まってしまう。ボランチが本職ではない水本だったことが関係したのかもしれないが、あまりにももったいない。
■ 初スタメンのFW新居
千葉移籍後の新居のプレーは、悪くなかった。前述のように、前半の決定機を逃したことは非常に悔やまれるが、再三、シュートシーンを迎えており、今後に可能性を感じさせた。
今後、考慮すべきは、2トップを組むであろう巻との関係性。170cmと小柄なので、セカンドストライカーの扱いを受けることもあるが、新居がもっとも生きるのは、ファーストトップ。相手DFを背負ってでもシュートを放つことができる強さとたくましさをもつ選手であり、ペナルティエリア内で最大限の力を発揮する選手である。
この試合では、トップに巻がいて、やや下がったところに新居という位置関係だったが、逆に配置した方が、効果が表れるような気がする。
■ フェルナンジーニョの生かし方
対する清水は、快勝といってもいいくらい出来はよかった。注目された中盤から前の構成は、今シーズンから取り入れているダイヤモンド型ではなく、伊東と兵働のダブルボランチの形だったように見受けられたが、とにかく、つなぎがスムーズで、無理がなかった。
新加入のフェルナンジーニョのプレーは、素晴らしかった。印象としては、チームになじんだ成果というよりは、周りの選手ができるだけフェルナンジーニョがやりたいようにプレーさせてあげているという状態であって、チームへの融合はまだまだ。それでも、昨シーズンまでの清水は、チームで連動してきれいに崩してからでないとなかなか決定機を作れなかったが、フェルナンジーニョの加入で、単独でも崩すことが可能になったように思う。クローズした試合で、フェルナンジーニョのドリブルが威力を発揮しそうだ。
■ ハイレベルな伊東輝悦
それにしても、伊東輝悦のハイレベルのパフォーマンスには驚かされた。千葉がチャンスになりそうだと思ったその瞬間、平然とカバーリングをして、インターセプトして、逆カウンターを仕掛けるシーンがたびたび。ボールを奪うプレー、カバーリングをするプレー、フィードを行うプレーのいずれもが、最高レベルを維持しており、その凄みは、年を重ねるごとに増しているように見える。
藤本淳吾、兵働、枝村、杉山ら、若くて有能な選手が出てきて、選手層が格段にアップしたものの、依然として、伊東の代わりが務まる選手は現れてこない。エスパルスとしては、テルが健在なうちに、なんとしてもリーグ優勝を果たしておかなければならない。そうでないと、また、歓喜の瞬間は数年先のばしになるだろう。
■ もう一度、フクアリに・・・
全体的な印象としては、清水エスパルスの完成度がジェフ千葉よりも優れており、順当な勝利だった。分厚くなった清水の中盤に対して、清水の両サイドバック(市川&児玉)がどれだけ攻撃に絡めるのかも見たかったが、この試合は早い時間に3点をリードしたこともあって、オーバーラップを自重した感もあり、評価は持ち越しとなったが、キープ力のある中盤が、サイドバックの攻撃力をよりいっそう生かしそうな感じがする。
対する千葉は、内容自体が極端に悪かったわけではないので悲観することはないが、モデルチェンジの途中であることもあって、結果が出始めるまでに、少し時間がかかりそうである。
この試合では、立て続けに3点を取られてしまったが、もし、阿部や坂本がいたならば、明らかに機能していない水本のボランチ起用をやめて、前半の早い時間に、自主的に何かしらのアクションを起こしたようにと思う。しかしながら、もう、阿部や坂本はいない。チームを引っ張るリーダーの出現が待たれるところだ。

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・J1とJ2の試合に限定します。(全15試合が対象です。)
・レポートを書くのは、90分を通して試合を見たときだけにしてください。ダイジェストだけを見て感想を書くことは、避けてください。
・スタジアムでの観戦はもちろん、テレビ観戦のときでもOKです。
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